IBSは理解してもらえない?
- 中井エリカ
- 2018年5月26日
- 読了時間: 2分

IBS(過敏性腸症候群)って、周りの人に病気について理解してもらえないことが多いようです。 そもそも内容的に相談しにくい、というのもあると思います。 でも相談したのに、わかってもらえなかったときって辛いですよね。 私も、 「気合いが足りない」 「気にしすぎ」 「そんなのたいしたことないでしょ」 など言われましたねぇ。 「本当に自分の気にしすぎなのかも」と、精神統一でどうにかしようと思ったこともありますが、やっぱり辛いものは辛い。 今思えば一人で悩まずにはやく病院に行くなりすればよかったなぁと思っています。 そのせいで学校やお出かけを楽しめず人生の半分くらい損してしまったような気分です。 みなさんも、「なんか自分、お腹弱いな」「もしかして過敏性腸症候群かな?」と思ったら早めに病院に行くことをお勧めします。 「こんなことで」なんて思わなくて大丈夫です。 医師は毎日何人もの患者さんを診てきていますので、何も恥ずかしいことはありません。安心して受診してください。 学生さんの中には、親に理解してもらえず病院を受診できないという人もいるかもしれません。 でも、もし症状で悩んでいるなら、少し大袈裟に言ってでもいいから親を説得して病院へ行ってくださいね。 放っておくとうつ病やパニック障害などの精神疾患にかかってしまうこともあるんです。 そうなると治すのもさらに大変になってしまいます。 もしかしたら過敏性腸症候群ではなく、別の病気が隠れている場合だってなくはないのです。 周りに理解者がいなくても今はSNSがあるので、ツイッターなどで仲間を見つけるのも良いと思います。 症状について話したり情報交換をするだけでも辛い気持ちは軽減するかと思います。 もちろん私に相談してもらっても構いません。
時間のある限り対応しますので、少しでも悩んでいる方の助けになればうれしいです。
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